GCCは、Linux用のCコンパイラであるGNUコンパイラコレクションの略です。
$ gcc [options] [source files] [object files] [-o output file]
GCCの主なオプション:
オプション | 説明 |
---|---|
gcc -c | リンクせずにソースファイルをオブジェクトファイルにコンパイルする |
gcc -Dname[=value] | プリプロセッサマクロを定義する |
gcc -fPIC | 共有ライブラリの位置に依存しないコードを生成する |
gcc -glevel | GDBで使用するデバッグ情報を生成する |
gcc -Idir | ヘッダーファイルのインクルードディレクトリを追加 |
gcc -llib | ライブラリファイルとのリンク |
gcc -Ldir | ディレクトリでライブラリファイルを探します |
gcc -o output file | ビルド出力を出力ファイルに書き込む |
gcc -Olevel | コードサイズと実行時間を最適化する |
gcc -shared | 共有ライブラリの共有オブジェクトファイルを生成します |
gcc -Uname | プリプロセッサマクロの定義を解除する |
gcc -w | すべての警告メッセージを無効にする |
gcc -Wall | すべての警告メッセージを有効にする |
gcc -Wextra | 追加の警告メッセージを有効にする |
file1.cとfile2.cをコンパイルし、出力ファイルexecfileにリンクします。
$ gcc file1.c file2.c -o execfile
出力ファイルexecfileを実行します:
$ ./execfile
リンクせずにfile1.cとfile2.cをコンパイルします。
$ gcc -c file1.c file2.c
myfile.cをデバッグ情報と出力ファイルexecfileへのリンクを使用してコンパイルします。
$ gcc -g myfile.c -o execfile
警告メッセージを有効にしてmyfile.cをコンパイルし、出力ファイルexecfileにリンクします。
$ gcc -Wall myfile.c -o execfile
myfile.cをコンパイルし、/ user / local / mathにある静的ライブラリlibmath.aとリンクして、ファイルexecfileを出力します。
$ gcc -static myfile.c -L/user/local/math -lmath -o execfile
myfile.cを最適化してコンパイルし、出力ファイルexecfileにリンクします。
$ gcc -O myfile.c -o execfile
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